ベルモントタイタン（2002年生、母ベルモントマリリン）

ベルモントタイタン（2002年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ神話に登場する巨人族」。毛色は鹿毛。種牡馬のサニーブライアン（当時8歳）と交配したベルモントマリリンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、中央平地9戦1勝、中央障害2戦0勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2004年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

8月8日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり6着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた2戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて、最後は2着のスナークボーイを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

10月2日、中4週で迎えた4戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

11月9日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の北海道2歳優駿（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦及び重賞競走への出走は初となった。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月4日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた6戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のポインセチア賞（阪神ダート1200m 雨/良）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた7戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のエリカ賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた8戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の樅の木賞（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

3歳（2005年）

6月12日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず13着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた10戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

8月27日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で矢原洋一騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。