レース展開

マルカフレンチが全馬を引き連れる展開、そのあとを進むイブキサブデューとマルターズビクター

マルカフレンチがハナを奪い、後続を1馬身ほど離してレースを牽引。2番手にイブキサブデューとマルターズビクターが並ぶ。そのあと、トウキュウトップ、スターペスゲンズイ、マグナムカフェらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、ベルモントタイタンは中団前寄り。ツルマルフェローは中団馬群のちょうど真ん中を追走。モエレエトワール、メジロドルフィン、アドマイヤキラメキらは中団後方の位置取り。少し差があって、シンメイヴォーレとアドマイヤレグノは後方4番手で機をうかがう。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはジツリキーツウ。後方2番手の位置でゆっくりと構えるのはウイニングラッセン。少し離れた最後尾にヒードザコールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

樅の木賞、ツルマルフェローが中団前目から一際鋭い決め脚を発揮して前方の馬達を一気に交わす

先頭はイブキサブデューでリードは体半分。2番手にマルカフレンチとマルターズビクターが続く。そのすぐ後ろ、トウキュウトップ、ベルモントタイタン、マグナムカフェらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、中団前目にいたツルマルフェローが自慢の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は段々と追い迫ったアドマイヤキラメキを3/4馬身振り切りトップでゴールを駆け抜けた。2着のアドマイヤキラメキから2馬身半差の3着には、2番手の位置から天稟の勝負根性でゴールまで力走したマルターズビクターが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたヒードザコールが入線、さらにクビ差の5着には、10番手にいたモエレエトワールが食い込んだ。逃げた1番人気のイブキサブデューは粘りを欠いて8着に敗れた。2番人気のトウキュウトップは好位にいたがいいところなく6着に敗れた。