トチノオーカン（2010年生、母ラブイズエンジェル）

トチノオーカン（2010年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアサクサデンエン（当時11歳）と交配したラブイズエンジェルが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）グローリーファーム。戦績は、地方13戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グローリーファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

矢内博厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2013年）

2月8日、デビュー戦は笠野雄大騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は479kg。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

3月15日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

6月23日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

7月7日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた4戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月3日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のジョリファムを半馬身振り切って初白星を挙げた。

9月1日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村暁騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で木村暁騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で木村暁騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた11戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

11月10日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったネイチャウィッシュに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月17日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。