サンハートホーラー（1987年生、母レビユー）

経歴

デビュー前

吉永猛厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

12月9日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

3歳（1990年）

7月22日、約7か月半の休み明けで迎えた2戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ニューナオミに半馬身交わされて2着となった。

8月4日、中1週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオーミスパークに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月16日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上500万下の多治見特別（中京芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は松本達也騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着を確保した。

9月30日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松本達也騎手（4戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4歳（1991年）

3月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のアンサンブルに1馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。

4月20日、中4週で迎えた9戦目は、松田幸春騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の大日岳特別（新潟芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、ヤマニンパステルに3/4馬身交わされて2着となった。