ヤマニンベリンダ（2014年生、母マダニナ）

ヤマニンベリンダ（2014年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+『可愛らしく輝く』の意味を持つ人名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングズベスト（当時17歳）と交配したマダニナが24歳のときに産んだ15番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は錦岡牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上1勝クラス(1勝クラス)。

経歴

デビュー前

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

12月17日、デビュー戦は和田翼騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るアルバシュルクを半馬身差し切って初白星を挙げた。

3歳（2017年）

2月18日、中8週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

3月18日、中3週で迎えた3戦目は、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は和田翼騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に敗れた。

4月23日、中4週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた5戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1400m 外回り小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

10月7日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1400m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は和田翼騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

12月16日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

4歳（2018年）

4月1日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田翼騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

10月20日、約6か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上500万下の鳥屋野特別（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田翼騎手（5戦1勝）。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず18着に終わった。

5歳（2019年）

2月3日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

3月9日、中4週で迎えた11戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

6月22日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

7月20日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、4着を確保した。

8月11日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて17番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラスの雷光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌大騎手（2戦0勝）。17頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1200m 外回り曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小林凌大騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着を確保した。

10月5日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で小林凌大騎手（4戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したカステヘルミを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月3日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で小林凌大騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

6歳（2020年）

1月26日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で小林凌大騎手（6戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で小林凌大騎手（7戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

8月1日、約5か月半の休養明けで迎えた21戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。最後は、2着のアングレームをクビ差制して久々の実戦を物にした。

8月9日、連闘で迎えた22戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの驀進特別（新潟芝1000m 曇/不良）に出走。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。16着に終わった。

10月17日、中9週で迎えた23戦目は、3歳以上2勝クラスの飛翼特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は小林脩斗騎手（1戦1勝）。18頭立ての7番人気で17番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月23日、中4週で迎えた24戦目は、3歳以上2勝クラス（東京芝1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林脩斗騎手（2戦1勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

12月27日、中4週で迎えた25戦目は、3歳以上2勝クラスのハッピーエンドカップ（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林脩斗騎手（3戦1勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

7歳（2021年）

1月9日、中1週で迎えた26戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの鳥羽特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びを欠き14着に終わった。