ノットインザアイ（2020年生、母ジオパークルビー）

Not in the Eye

2020.04.18

ノットインザアイ（2020年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のイスラボニータ（当時9歳）と交配したジオパークルビーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は辻 牧場。主な勝ち鞍は2024年の一般C3二三イ。

経歴

デビュー前

川島正一厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2023年）

2月10日、デビュー戦は濱田達也騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 小雨/良）に出走。馬体重は472kg。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったカルムステップに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月15日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で濱田達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したノブノウマーを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

6月19日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2024年）

3月5日、約8か月半の休み明けで迎えた4戦目は、一般C3六（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は濱田達也騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったキングスレイヤーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月12日、中4週で迎えた5戦目は、一般C3二三イ（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で濱田達也騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のプレストオメガをクビ差振り切って初白星を挙げた。

11月1日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、一般C3一（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で濱田達也騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

5歳（2025年）

3月12日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg絞って迎えた7戦目は、一般C3四（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で濱田達也騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた8戦目は、所蛍騎手を鞍上に迎えて、新入場門からも入ってね記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したマーゴットビートを差し切れず、3馬身差の2着となった。

5月6日、中4週で迎えた9戦目は、芝生でゴロゴロしながら競馬を観よう賞（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で所蛍騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るプリンセスキアラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

6月6日、中3週で迎えた10戦目は、ダリア特別（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で所蛍騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したメイショウベニバナにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月6日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2七八九イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で所蛍騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

10月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、一般C3一（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で所蛍騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

11月7日、中4週で迎えた13戦目は、一般C3一（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で所蛍騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオールトソリスを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って3勝目を奪取した。