グランデクロコ（2009年生、母ゴールドルージュ）

グランデクロコ（2009年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時14歳）と交配したゴールドルージュが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下農場。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害1戦0勝、地方3戦2勝。主な勝ち鞍は2012年の3歳以上C4-5。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村下農場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、村下農場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、衣斐健二によって147万円で落札された。

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2012年）

10月11日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は472kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサクラオルティアに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月25日、中1週で迎えた2戦目は、Aiba静内祭賞（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく最後はピエールピアスと並んで8着同着となった。

11月7日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキボウノチカラを次元の違う末脚で半馬身差し切ってファンの支持に応えた。

4歳（2013年）

11月30日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

5歳（2014年）

2月9日、中9週で迎えた5戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた6戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の八代特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

4月27日、中7週で迎えた7戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は上野翔騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（2015年）

2月21日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。