サクラオルティア（2009年生、母サクラシャンティ）

サクラオルティア（2009年2月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ神話の実りの女神」。毛色は栃栗毛。種牡馬のサクラプレジデント（当時9歳）と交配したサクラシャンティが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は伊藤敏明。戦績は、中央平地2戦0勝、地方21戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年の一般C20(牝)。

経歴

デビュー前

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

10月23日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は432kg。18頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

3歳（2012年）

4月21日、約6か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

8月16日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた4戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、日高町水道協会賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた5戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、ひだか特産市賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた6戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったグランデクロコに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、キタサンプライドに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月26日、中4週で迎えた8戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

12月3日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた10戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C27（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

4歳（2013年）

1月8日、中0週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったエーシンクアトロに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

1月25日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた12戦目は、牝馬限定の一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で島崎和也騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた13戦目は、ここから逞しく咲け!FC岐阜（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で島崎和也騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の一般C28（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で島崎和也騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた15戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、久保田智誕生37周年記念（笠松ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったカミノプレゼントに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月8日、中3週で迎えた16戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

5月29日、中4週で迎えた18戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で島崎和也騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた19戦目は、牝馬限定の一般C19（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で島崎和也騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で島崎和也騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るワイエスローズを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月25日、中1週で迎えた21戦目は、C級チャンピオン特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で島崎和也騎手（10戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた22戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた23戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。