キクノアッシャ（2006年生、母ミスクラブアップル）

キクノアッシャ（2006年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋津軽弁の感嘆表現」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時17歳）と交配したミスクラブアップルが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）松浦牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方17戦2勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、松浦牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

北出成人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

11月8日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず16着に敗れた。

3歳（2009年）

2月21日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

3月21日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

4月25日、中4週で迎えた4戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 雨/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に敗れた。

7月5日、中9週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい12着に終わった。

9月5日、中8週で迎えた6戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。18着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた7戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた8戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1130m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で﨏畑雄一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月15日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で﨏畑雄一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（福山ダート1130m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で﨏畑雄一郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラアドバンスに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月6日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で﨏畑雄一郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で﨏畑雄一郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（2010年）

1月2日、中1週で迎えた14戦目は、4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で﨏畑雄一郎騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた15戦目は、4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で﨏畑雄一郎騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた16戦目は、一般C13（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で﨏畑雄一郎騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般C14（福山ダート1130m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で﨏畑雄一郎騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月22日、連闘で迎えた18戦目は、一般C13（福山ダート1130m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で﨏畑雄一郎騎手（10戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモディマシュクをハナ差制して勝利を手に入れた。

3月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般C13（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で﨏畑雄一郎騎手（11戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた20戦目は、一般C11（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で﨏畑雄一郎騎手（12戦2勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた21戦目は、一般C12（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で﨏畑雄一郎騎手（13戦2勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた22戦目は、一般C12（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で﨏畑雄一郎騎手（14戦2勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた23戦目は、一般C11（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で﨏畑雄一郎騎手（15戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。