オジョウサマ（1995年生、母ペパーミントレデイー）

オジョウサマ（1995年3月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のスリルシヨー（当時12歳）と交配したペパーミントレデイーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は佐々木牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着2回、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

5月30日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は416kg。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に敗れた。

6月28日、中3週で迎えた2戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。

7月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り5着に終わった。

8月1日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。17頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林淳一騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたエイシンコサージュ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

9月6日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林淳一騎手（4戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のガッツで最後まで踏ん張ったが、サクセスアーリーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

10月3日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林淳一騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のファインフェアリーに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月21日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の須賀川特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい15着に終わった。

4歳（1999年）

3月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、柿本政男騎手を鞍上に迎えて、一般C1七（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

4月1日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柿本政男騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柿本政男騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた13戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月21日、連闘で迎えた14戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柿本政男騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。