アマアマ（2011年生、母レディアマポーラ）

アマアマ（2011年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名より」。毛色は栗毛。種牡馬のロードアルティマ（当時11歳）と交配したレディアマポーラが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ケイアイファーム。戦績は、中央平地12戦1勝2着3回、地方32戦0勝2着2回。2015年のヴィーナススプリント(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

6月22日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

7月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

8月18日、中3週で迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったダイチトゥルースにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

10月12日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦皇成騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、サノイチに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月30日、中6週で迎えた7戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三浦皇成騎手（4戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したシゲルトオトウミに半馬身届かず2着に敗北した。

12月23日、中2週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で三浦皇成騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

3歳（2014年）

2月23日、中8週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で三浦皇成騎手（6戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

4月20日、中7週で迎えた10戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヤマニンキュルミネをクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

5月18日、中3週で迎えた11戦目は、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

11月22日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（7戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に終わった。

12月31日、中5週で迎えた13戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、カウントダウン2015賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に敗れた。

4歳（2015年）

1月21日、中2週で迎えた14戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、春駒賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

3月30日、中9週で迎えた15戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた16戦目は、卯月特別（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

4月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、スプリント特別（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

5月5日、連闘で馬体重を前走から13kg絞って迎えた18戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた19戦目は、地方重賞のあすなろ賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた20戦目は、地方重賞の早池峰賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた21戦目は、スプリント特別（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（6戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた22戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の岩鷲賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定地方重賞のフェアリーカップ（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（7戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた24戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、盛岡舟っこ流し特別（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、トウカイチャームにアタマ差交わされて2着となった。

8月31日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた25戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定地方重賞のビューチフルドリーマーカップ（水沢ダート1900m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた26戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定地方重賞のヴィーナススプリント（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた27戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、秋分特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた28戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のハーベストカップ（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

10月24日、中1週で迎えた29戦目は、地方重賞のOROターフスプリント（盛岡芝1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた30戦目は、立冬特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた31戦目は、小雪特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

12月31日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた32戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、カウントダウン2016賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず11着に終わった。

5歳（2016年）

1月11日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた34戦目は、アメジスト賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

4月9日、中8週で迎えた35戦目は、大屋梅賞（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（9戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた36戦目は、栗駒国定公園焼石連峰賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（10戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた37戦目は、つなぎ温泉御所湖賞（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた38戦目は、キャンディプリンス賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（11戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた39戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

7月11日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた41戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したグロスヴァーグを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

8月8日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

9月11日、中4週で迎えた44戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、三本木館山公園賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。