ベストサポーター（2013年生、母アシュワー）

ベストサポーター（2013年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「最高のサポーター」。毛色は青鹿毛。種牡馬のアサクサキングス（当時9歳）と交配したアシュワーが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は田原橋本牧場。主な勝ち鞍は2020年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

和田雄二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

1月11日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

3月6日、中7週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

4月23日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黛弘人騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた4戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

6月19日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

6月26日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着を確保した。

7月9日、中1週で迎えた7戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は野中悠太郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

8月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

8月28日、中2週で迎えた10戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

11月26日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーセンメリッサから3馬身差の2着となった。

12月24日、中3週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2017年）

1月16日、中2週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルナガイワシから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月25日、中5週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で金子光希騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月9日、中5週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で金子光希騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で金子光希騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月21日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で金子光希騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月12日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で金子光希騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月19日、連闘で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で金子光希騎手（8戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で金子光希騎手（9戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバーソードから1馬身1/4差の2着となった。

5歳（2018年）

1月7日、中3週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は11戦連続で金子光希騎手（10戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月8日、約3か月の休み明けで迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で金子光希騎手（11戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で金子光希騎手（12戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で金子光希騎手（13戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンマルホームから1馬身3/4差の2着となった。

6月16日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は15戦連続で金子光希騎手（14戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月21日、中4週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で金子光希騎手（15戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で金子光希騎手（16戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月11日、約3か月の休養明けで迎えた28戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で金子光希騎手（17戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は19戦連続で金子光希騎手（18戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

6歳（2019年）

4月14日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた30戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で金子光希騎手（19戦0勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた31戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったデュアルメジャーから1馬身1/4差の2着となった。

10月5日、約5か月の休み明けで迎えた32戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた33戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で原田和真騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスマートボムシェルから2馬身半差の2着に敗北した。

7歳（2020年）

3月28日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。鞍上は金子光希騎手（20戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月17日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた35戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（21戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月12日、中7週で迎えた36戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/重）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノテイオウに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月15日、中4週で迎えた37戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた38戦目は、J・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で伊藤工真騎手（2戦1勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。