キタノテイオウ（2015年生、母トウカイベルタ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、長浜牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、了德寺健二によって3,240万円で落札された。

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

1月7日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

3月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

4月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

6月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初也騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初也騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡初也騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

9月26日、中8週で迎えた9戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のキャンドゥを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月16日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

10月25日、連闘で迎えた11戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1500m 内回り晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るフルオーライトを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（2019年）

4月24日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた13戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた14戦目は、ハクモクレン特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた15戦目は、サクラソウ特別（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアーススターリングを3/4馬身振り切って3勝目を手に入れた。

6月12日、中2週で迎えた16戦目は、中富良野町営ラベンダー園特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

7月11日、中3週で迎えた17戦目は、クレマチス特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松井伸也騎手（4戦1勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた18戦目は、ホップ特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松井伸也騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったビジューブランシュに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月8日、中1週で迎えた19戦目は、マリーゴールド特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で松井伸也騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた20戦目は、シュウメイギク特別（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた21戦目は、バーベナ特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた22戦目は、トレニア特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた23戦目は、さざんか特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスのキャンドルライト賞（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

5歳（2020年）

1月18日、中3週で迎えた25戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた26戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝2600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は木幡初也騎手（5戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

6月20日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた28戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 晴/重）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた29戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったベストサポーターから7馬身差の2着に敗北した。

9月21日、中9週で迎えた30戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で上野翔騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったロスカボスから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中5週で迎えた31戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた32戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（2021年）

1月10日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。鞍上は上野翔騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月31日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた34戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた35戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上野翔騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のペガーズに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

4月11日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝3200m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上野翔騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月19日、中9週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた37戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 雨/重）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた38戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝3390m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月17日、約3か月半の休み明けで迎えた39戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた40戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた41戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 晴/良）に出走。鞍上は上野翔騎手（7戦1勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた42戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/稍重）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

7歳（2022年）

1月22日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた43戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は上野翔騎手（8戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月26日、中8週で迎えた44戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた45戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り晴/稍重）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で上野翔騎手（10戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

8歳（2023年）

2月4日、約10か月の休養明けで迎えた46戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝3390m 曇/良）に出走。鞍上は大江原圭騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。14着に終わった。

2023年3月1日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。