ミヤビトップレディ（1999年生、母エプソムジョーオー）

ミヤビトップレディ（1999年3月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時6歳）と交配したエプソムジョーオーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）浜本牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方23戦10勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、濱本牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、村上義勝によって840万円で落札された。

稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

6月9日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

8月19日、中7週で迎えた3戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では伸びを欠き15着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1000m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で平沢健治騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

9月29日、連闘で迎えた6戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に50.5kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で平沢健治騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

11月3日、中4週で迎えた7戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、2歳C3（新潟(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロタイセイに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月17日、中1週で迎えた8戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、2歳C1（新潟(地)ダート1000m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた9戦目は、2歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハイジノユメに5馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

12月16日、中1週で迎えた10戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、2歳C1ロ（新潟(地)ダート1000m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤモンドジョイに1馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

3歳（2002年）

1月4日、中2週で迎えた11戦目は、3歳C1ロ（新潟(地)ダート1000m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイヤモンドジョイから1馬身半差の2着に敗北した。

4月23日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のワールドジャガーに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B1（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルハチシャイアーに3馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

5月21日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のワールドジャガーに1馬身半の差をつけて優勝

6月2日、中1週で迎えた15戦目は、3歳A3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のレビンスイセイに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月1日、中3週で迎えた16戦目は、3歳A（上山ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のウインドアワーに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、3歳戦のあじさい特別（上山ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で小国博行騎手（5戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月29日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた18戦目は、3歳A2（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小国博行騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエレナビクトリーに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月19日、中2週で迎えた19戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は山田信大騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた20戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、ディフィートにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

9月24日、中0週で迎えた21戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた22戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のハネダシアトルを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

10月29日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦の伊勢菊特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた24戦目は、3歳戦の野菊特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（7戦2勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた25戦目は、3歳戦のポインセチア特別（大井ダート1690m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（8戦2勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

4歳（2003年）

8月16日、約8か月半の休養明けで迎えた26戦目は、一般C2九十11（大井ダート1390m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（9戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて13着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2八九（大井ダート1190m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で山田信大騎手（10戦2勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2五（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山田信大騎手（11戦2勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2六七（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山田信大騎手（12戦2勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。