エレナビクトリー（1999年生、母フナツビクトリー）

エレナビクトリー（1999年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカルラネイチャー（当時8歳）と交配したフナツビクトリーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は杉山義行。戦績は、地方28戦1勝2着6回。2002年のこまくさ賞(地方重賞)で2着に入った他、2002年のすみれ賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、杉山義行から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、杉山義行から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、山形県馬主会によって420万円で落札された。

竹田正厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2001年）

7月3日、デビュー戦は宮﨑謙一騎手を鞍上に据えて、2歳A2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったツルマルダンサーから約16馬身差の2着に敗北した。

7月15日、中1週で迎えた2戦目は、2歳A1（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮﨑謙一騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた3戦目は、2歳A1（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮﨑謙一騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月2日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳A1（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮﨑謙一騎手（3戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた5戦目は、2歳A2（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮﨑謙一騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンストーンタイムからクビ差の2着に惜敗した。

10月30日、中1週で迎えた6戦目は、2歳A1（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮﨑謙一騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた7戦目は、2歳A2（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮﨑謙一騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた8戦目は、佐藤庄一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳A3（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた9戦目は、山口修騎手を鞍上に迎えて、2歳A2（上山ダート1300m 小雪/不良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（2002年）

4月23日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、佐々木敦司騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月3日、中0週で迎えた11戦目は、鈴木勝騎手を鞍上に迎えて、3歳A3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A3（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤庄一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤庄一郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のかみのやま競馬活気会賞（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤庄一郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミジェントに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月1日、中1週で迎えた15戦目は、3歳A（上山ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤庄一郎騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月16日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のあじさい特別（上山ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤庄一郎騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた17戦目は、3歳A2（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤庄一郎騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤビトップレディから2馬身半差の2着となった。

8月18日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦のFM角田山ぽかぽかラジオ記念（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤庄一郎騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミジェントからクビ差の2着となった。

9月1日、中1週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞のこまくさ賞（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤庄一郎騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったサファリプレイズから1馬身半差の2着となった。

10月1日、中3週で迎えた20戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳A（上山ダート1700m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったエービーシームーンから3馬身差の2着に敗北した。

10月13日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦の競馬同人誌連合会杯（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤庄一郎騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦の中国料理新華楼特別（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤庄一郎騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦の工藤忠昭誕生杯（上山ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤庄一郎騎手（11戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた24戦目は、3歳地方重賞のすみれ賞（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤庄一郎騎手（12戦1勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月10日、中1週で迎えた25戦目は、3歳戦の谷口純治追悼記念（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤庄一郎騎手（13戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2003年）

4月13日、約4か月の休み明けで迎えた26戦目は、五十嵐恭平騎手を鞍上に迎えて、洋食の店イビサ記念（上山ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐恭平騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月14日、約3か月の休み明けで迎えた28戦目は、遠藤颯誕生60日記念（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐恭平騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。