リクエストカード（1999年生、母リクエストナンバー）

リクエストカード（1999年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時20歳）と交配したリクエストナンバーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は富岡廣光。戦績は、中央平地10戦0勝、地方22戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の一般C4。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,575万円（7.88万×200口）で一口馬主が募集された。

増沢末夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

3月23日、デビュー戦は増沢由貴子騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未出走（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は456kg。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

4月20日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢由貴子騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はバテてしまい13着に敗れた。

4月28日、連闘で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢由貴子騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で増沢由貴子騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

7月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で増沢由貴子騎手（4戦0勝）。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた6戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。

9月1日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は増沢由貴子騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。3着に入った。

9月8日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢由貴子騎手（6戦0勝）。18頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢由貴子騎手（7戦0勝）。17頭立ての6番人気で18番ゲートからスタート。7着に沈んだ。

10月19日、中2週で迎えた10戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

4歳（2003年）

1月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、迎春特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったホッカイアンジーから1馬身半差の2着となった。

2月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月13日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた14戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモアルチズムに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月10日、中3週で迎えた15戦目は、けやき特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月25日、中8週で迎えた17戦目は、大澤寛之騎手を鞍上に迎えて、一般C4 11（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた18戦目は、一般C4 13（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大澤寛之騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4 14（高崎ダート1330m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大澤寛之騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月23日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、一般C4 17（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大澤寛之騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマイサンターフに3馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

9月21日、中3週で迎えた21戦目は、りんどう特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大澤寛之騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた22戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大澤寛之騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月11日、連闘で迎えた23戦目は、きんもくせい特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大澤寛之騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月26日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、コスモス特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大澤寛之騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月23日、中3週で迎えた25戦目は、パンジー特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大澤寛之騎手（8戦1勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた26戦目は、一般C4-9（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大澤寛之騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月21日、連闘で迎えた27戦目は、一般C4 11（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で大澤寛之騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（2004年）

1月3日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3 C4-9（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で大澤寛之騎手（11戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月4日、中4週で迎えた29戦目は、岩永健二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C5-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永健二騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

3月16日、中3週で迎えた31戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C5-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

3月26日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、4歳以上C6-1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岩永健二騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。