グラドゥス（2007年生、母アンテリージェ）

グラドゥス（2007年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「階段、階梯（ラテン語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時19歳）と交配したアンテリージェが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、中央障害1戦0勝、地方11戦0勝。

経歴

デビュー前

清水利章厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

11月8日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。18頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

12月6日、中3週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/重）に出走。18頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

3歳（2010年）

1月17日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた5戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

3月14日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた7戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた8戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したキングシャーロットを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月23日、中2週で迎えた9戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、4着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は田中博康騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月24日、中4週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で17番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

8月22日、中3週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中博康騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入った。

4歳（2011年）

8月6日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた13戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。13着に終わった。

11月8日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、蠍座特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた15戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、五稜郭特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

5歳（2012年）

4月25日、約5か月半の休み明けで迎えた16戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、応援ビヤパーティーAiba浦河特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた17戦目は、ソングオブウインド賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた18戦目は、北斗市きじひき高原特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋田大助騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた19戦目は、渡島駒ヶ岳登山特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋田大助騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

6月20日、中1週で迎えた20戦目は、ホクレンえん麦特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で秋田大助騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた21戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、雪印種苗スノービルダー特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた22戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、優駿の里「安平町アサヒメロン」特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた23戦目は、北海道野菜王国にったん特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた24戦目は、マルカシェンク賞（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。