パリスハート（2015年生、母レリックレーヌ）

パリスハート（2015年1月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母母母名の一部＋ハートを受け継ぐ」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時14歳）と交配したレリックレーヌが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地12戦0勝、地方53戦7勝2着7回。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上B1。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、日下幸徳によって432万円で落札された。

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

12月2日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、4着に入った。

3歳（2018年）

1月27日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

3月18日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月22日、中4週で迎えた4戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。

7月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

9月2日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で津村明秀騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

11月6日、中6週で迎えた9戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のゴールドキーに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るビッグウェーブをアタマ差だけ差し切って2勝目を手に入れた。

4歳（2019年）

3月24日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり16着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた12戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

7月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

8月21日、中6週で迎えた14戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、オーガストスター賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた15戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

11月19日、中9週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のキールをクビ差振り切って3勝目を手中に収めた。

12月17日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、フロースヒルデに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

5歳（2020年）

1月23日、中4週で迎えた18戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた19戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、ホリデー競馬女子会特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

5月22日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた20戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（5戦3勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゴルトグルーベを鮮烈な末脚でアタマ差だけ差し切って4勝目をマークした。

6月10日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた21戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（6戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったラーを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

6月26日、中1週で迎えた22戦目は、ザクロ賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のココリジャスミンを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

7月17日、中2週で迎えた23戦目は、夕顔特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（8戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったマハーラーニーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月29日、中1週で迎えた24戦目は、睡蓮特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（9戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したダイチョウセブンを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月19日、中2週で迎えた25戦目は、チャオ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（10戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のトーセンシルバーを3/4馬身振り切ってファンの支持に応えた。

9月9日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（11戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のコスモグラトナスに2馬身半の差をつけて優勝

10月2日、中2週で迎えた27戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、スポニチなにわ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた28戦目は、牝馬限定地方重賞の兵庫クイーンカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた29戦目は、落葉特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（12戦7勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったナムラヘラクレスに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

12月1日、中1週で迎えた30戦目は、近江牛特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（13戦7勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

6歳（2021年）

5月28日、約6か月の休み明けで迎えた31戦目は、オリーブ賞（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（14戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（15戦7勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったサヤネエに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

7月2日、中2週で迎えた33戦目は、OBCラジオ大阪賞（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（16戦7勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた34戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（17戦7勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた35戦目は、デイリースポーツオンライン特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（18戦7勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

9月1日、中3週で迎えた36戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた37戦目は、リンドウ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（19戦7勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた38戦目は、ニッカン菊園特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上B1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた40戦目は、宝塚特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、最後はダイキリシマと並んで4着同着となった。

7歳（2022年）

3月23日、約4か月半の休養明けで迎えた41戦目は、4歳以上B2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で竹村達也騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹村達也騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた43戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は川原正一騎手（20戦7勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた44戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（21戦7勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた45戦目は、キキョウ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた46戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（22戦7勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、メイショウシマトに交わされて6馬身差の2着となった。

7月14日、中1週で迎えた47戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、夕凪特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、日下幸徳によって432万円で落札された。

盛本信春厩舎（兵庫）へ入厩。

7月27日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、3歳以上B2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番ゲートからスタート。出走取消となった。

8月18日、中4週で迎えた48戦目は、神河町カーミン特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（23戦7勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月8日、中2週で迎えた49戦目は、ジャスミン賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（24戦7勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

8歳（2023年）

7月20日、約10か月半の休み明けで迎えた50戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた51戦目は、ジャスミン賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（25戦7勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた52戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた53戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

10月13日、中4週で迎えた54戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、アンドロメダオープン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず最後はダルマワンサと並んで5着同着となった。

10月27日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた55戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、錦秋特別（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、日下幸徳によって432万円で落札された。

後藤正義厩舎（笠松）へ入厩。

11月8日、デビュー戦は東川慎騎手を鞍上に据えて、コンフォーコ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。

11月21日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた56戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、馬産地日高特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

12月31日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた57戦目は、大晦日特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

9歳（2024年）

1月10日、中0週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた58戦目は、新春短距離特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた59戦目は、大寒特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた60戦目は、一般A5（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

2月20日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた61戦目は、一般A5（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は東川慎騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた62戦目は、桜月特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた63戦目は、一般A5（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は東川慎騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず5着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた64戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川慎騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた65戦目は、B級サバイバル（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川慎騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のモーニングフジに3馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。