マーライオンパーク（2009年生、母コマドリ）

マーライオンパーク（2009年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のイーグルカフェ（当時12歳）と交配したコマドリが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）加野牧場。戦績は、地方16戦1勝2着2回。2011年のジュニアグランプリ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、加野牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、岩手県馬主会によって315万円で落札された。

佐藤雅彦厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2011年）

7月17日、デビュー戦は高松亮騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は475kg。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したリアルサンボーイに半馬身届かず2着となった。

7月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ワタリドラゴンに半馬身交わされて2着となった。

8月8日、連闘で迎えた3戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のコウギョウクロスに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月21日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の若鮎賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦1勝）。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた5戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のビギナーズカップ（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き3着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月17日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、2歳地方重賞の若駒賞（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の知床賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月13日、中1週で迎えた9戦目は、2歳地方重賞の南部駒賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた10戦目は、2歳（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は高松亮騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた11戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の寒菊賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

3歳（2012年）

4月8日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦のスプリングカップ（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の七時雨賞（水沢ダート1900m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

5月20日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、3歳戦のはまなす賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の岩手ダービーダイヤモンドカップ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（9戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。