ストレッチハンター（1998年生、母キクノイナリ）

ストレッチハンター（1998年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時13歳）と交配したキクノイナリが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）加納牧場。戦績は、地方21戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年のアラ系一般C1。

経歴

デビュー前

平床良博厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（2001年）

4月9日、デビュー戦は渡辺壮騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は455kg。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミズホカズノオーを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブルースペシャルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月19日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ジョウジサンダーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月26日、連闘で迎えた5戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺壮騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

6月11日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺壮騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい5着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺壮騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺壮騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺壮騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のダイヤカイウンをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月5日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で渡辺壮騎手（9戦1勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のフジハイエースを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

8月18日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で渡辺壮騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るタイガーマネーを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って3勝目を掴み取った。

9月3日、中1週で迎えた12戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

9月29日、中3週で迎えた13戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた14戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（11戦3勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（12戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた16戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（13戦3勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた17戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた18戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた19戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタカラダッシュに2馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

4歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

4月7日、約3か月の休み明けで迎えた21戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木太一騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。