セプテンバーローズ（2010年生、母ローズカーニバル）

セプテンバーローズ（2010年1月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「９月のバラ」。毛色は芦毛。種牡馬のスズカマンボ（当時9歳）と交配したローズカーニバルが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方14戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

12月8日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

3歳（2013年）

1月20日、中5週で迎えた2戦目は、D.マクドノー騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

2月10日、中2週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

3月24日、中5週で迎えた4戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦したが、最後はフジフローラと並んで5着同着となった。

4月13日、中2週で迎えた5戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

7月21日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた7戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 雨/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

10月30日、中9週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇田創騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタケデンアプローズに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月22日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇田創騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したクラウンアリオンを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月6日、中1週で迎えた11戦目は、シャコー5 二周年50名突破にありがとう（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で脇田創騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

12月10日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2六（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で脇田創騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったミュールに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

4歳（2014年）

1月9日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2九十（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で脇田創騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた14戦目は、よみうりランド賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で脇田創騎手（6戦1勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2九十（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で脇田創騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

3月20日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2九十（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で脇田創騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

3月26日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2八九十（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で脇田創騎手（9戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた18戦目は、かのファーストバースデー記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で脇田創騎手（10戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

8月22日、約4か月半の休養明けで迎えた19戦目は、UMAJIN杯（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で脇田創騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で脇田創騎手（12戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2六七（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で脇田創騎手（13戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。