イサチルシーサイド（2021年生、母アイカギ）

Isa Chil Seaside

2021.03.21

イサチルシーサイド（2021年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+海辺」。毛色は鹿毛。種牡馬のイスラボニータ（当時10歳）と交配したアイカギが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は川越ファーム。主な勝ち鞍は2023年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

竹内正洋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

9月3日、デビュー戦は木幡初也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。18頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のシアブリスをクビ差振り切って初白星を挙げた。

9月23日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのカンナステークス（中山芝1200m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

3歳（2024年）

1月6日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初也騎手（2戦1勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

1月27日、中2週で迎えた4戦目は、3歳オープンのクロッカスステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初也騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。

5月4日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのゆきつばき賞（新潟芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

7月6日、中8週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラスの大郷特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は木幡初也騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く粘り込んで、最後は2着のクオレスをクビ差振り切って優勝

9月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスの茨城新聞杯（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（5戦2勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月10日、中5週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスのドンカスターカップ（京都芝1400m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初也騎手（6戦2勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。