モズロックンロール（2020年生、母モズソフィ）
Mozu Rock 'n' Roll
2020.04.13
モズロックンロール（2020年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+ロックンロール」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のBeach Patrol（当時7歳）と交配したモズソフィが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は多田 善弘。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2023年）
4月16日、デビュー戦は角田大和騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は530kg。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、5着に終わった。
5月7日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したセイウンシリウスに3/4馬身届かず2着に敗北した。
5月28日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田大和騎手（2戦0勝）。17頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のジュンフカリに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。
10月1日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で角田大和騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のフラリオナをアタマ差振り切って休み明け初戦を物にした。
10月21日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上2勝クラスの村上特別（新潟芝2000m 外回り 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で角田大和騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のジャスティンヴェルをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。
4歳（2024年）
1月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、4歳以上3勝クラスの寿ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で角田大和騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。
1月28日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上3勝クラスの八坂ステークス（京都芝2200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で角田大和騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。
4月7日、中9週で迎えた8戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスのJRAウルトラプレミアム ダイワスカーレットカップ（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。
6月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの博多ステークス（小倉芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。
8月3日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの新潟日報賞（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始13番手を追走。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。
11月2日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた11戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのノベンバーステークス（東京芝1800m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。