トーセンジークレフ（2005年生、母トーセンシンガー）

トーセンジークレフ（2005年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ト音記号」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフサイチソニック（当時8歳）と交配したトーセンシンガーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は小倉光博。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

斎藤宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

7月15日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は482kg。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館ダート1000m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた4戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着に入った。

9月30日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた6戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったスマートギャングに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月10日、中2週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトーホウグリーンを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

12月2日、中2週で迎えた8戦目は、2歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた9戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。