チアズフブキオー（1990年生、母グリーンセルシナ）

チアズフブキオー（1990年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサクラユタカオー（当時8歳）と交配したグリーンセルシナが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）待兼牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方42戦2勝2着8回。主な勝ち鞍は1995年の5歳以上B2。

経歴

デビュー前

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

12月5日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

3歳（1993年）

1月9日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

2月21日、中5週で迎えた5戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したメイショウネロにハナ差届かず2着となった。

3月14日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で清水英次騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3月21日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で清水英次騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4月17日、中3週で迎えた8戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

4歳（1994年）

4月10日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、吉田正寿騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったレインボーエースから約15馬身差の2着となった。

4月16日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田正寿騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったボールドガバナーからクビ差の2着に甘んじた。

4月29日、中1週で迎えた11戦目は、高砂哲二騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったレインボーエースから5馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高砂哲二騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のセンシュウオニオンに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月10日、中7週で迎えた13戦目は、やまなみ賞（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高砂哲二騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月4日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月10日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉田正寿騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月18日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田正寿騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったノータッチエースから8馬身差の2着となった。

9月24日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田正寿騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月8日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた18戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田正寿騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったニューリヴァーから3馬身差の2着となった。

10月15日、連闘で迎えた19戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田正寿騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月22日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田正寿騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴージャスアキードから1馬身半差の2着となった。

10月30日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田正寿騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月3日、中4週で迎えた22戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田正寿騎手（9戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月11日、連闘で迎えた23戦目は、一般C（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田正寿騎手（10戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1995年）

2月4日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月19日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた25戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三井邦夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた26戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハヤノエンペラーから3/4馬身差の2着となった。

3月25日、中2週で迎えた27戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月15日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた28戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月29日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒシーマをアタマ差制して雨中の一戦を制した。

5月20日、中2週で迎えた30戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた31戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月27日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉田正寿騎手（11戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた36戦目は、英彦山賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田正寿騎手（12戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（1996年）

1月3日、中2週で迎えた37戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1620m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた38戦目は、大分県馬主会長賞特別（中津ダート1760m 晴/重）に出走。鞍上は吉田正寿騎手（13戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田正寿騎手（14戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルカベルからクビ差の2着に甘んじた。

2月19日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田正寿騎手（15戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田正寿騎手（16戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月11日、連闘で迎えた42戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田正寿騎手（17戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田正寿騎手（18戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた44戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田正寿騎手（19戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた45戦目は、下田雅晴騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1620m 雨/不良）に出走。8頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた46戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は吉田正寿騎手（20戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた47戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田正寿騎手（21戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた48戦目は、英彦山賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田正寿騎手（22戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた49戦目は、英彦山賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田正寿騎手（23戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた50戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田正寿騎手（24戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。