ヴィレーヌ（2018年生、母アシュレイリバー）

経歴

デビュー前

3歳（2021年）

8月28日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。18頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く18着に敗れた。

10月11日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイブルースカイに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

10月26日、中1週で迎えた3戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウォーバディを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月18日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

4歳（2022年）

1月16日、中3週で迎えた5戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい9着に終わった。

4月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

5月1日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、プライムラインに交わされて3馬身半差の2着となった。

6月18日、中6週で迎えた8戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

9月19日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい11着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた10戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

11月19日、中5週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

2022年11月23日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。