タッチアンドゴー（2000年生、母エビスシャロン）

タッチアンドゴー（2000年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「素早い動作（ゴルフのドライバーのスイングをイメージして）」。毛色は鹿毛。種牡馬のハートレイク（当時9歳）と交配したエビスシャロンが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は中脇一幸。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

10月5日、デビュー戦は菅谷正巳騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

11月9日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず10着に敗れた。

12月1日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅谷正巳騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

12月8日、連闘で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅谷正巳騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったタドマツリにねじ伏せられてハナ差の2着に惜敗した。

3歳（2003年）

6月15日、約6か月半の休養明けで迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/重）に出走。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた6戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のウェルカムドリンクを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月14日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。