トップファンタジー（1998年生、母トップソーシャライト）
Top Fantasy
1998.04.29
トップファンタジー（1998年4月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時13歳）と交配したトップソーシャライトが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）井高牧場。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回、地方10戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の近江米特別(B1)。
経歴
デビュー前
ユニオンオーナーズクラブにて総額2,835万円（28.35万×100口）で一口馬主が募集された。
佐藤正雄厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2000年）
12月2日、デビュー戦は小池隆生騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。
12月16日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。
3歳（2001年）
2月4日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。
9月30日、約8か月の休養明けで迎えた4戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入った。
10月28日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。
11月24日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったフラワーチャンプに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。
12月2日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。
12月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で植野貴也騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。
4歳（2002年）
7月24日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた9戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクリノシルバーオーに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
8月13日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた10戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したユウタールビーを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。
8月22日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシークレットリガーに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
9月18日、中3週で迎えた12戦目は、川西源氏特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平松徳彦騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスイートランランに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
10月3日、中1週で迎えた13戦目は、近江米特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で平松徳彦騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミスターメロディに2馬身半の差をつけて優勝
10月31日、中3週で迎えた14戦目は、日本・モンゴル民族博物館特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平松徳彦騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。
11月30日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。
12月15日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（6戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。
12月22日、連闘で迎えた17戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず15着に終わった。
5歳（2003年）
1月12日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（7戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。
1月28日、中1週で迎えた19戦目は、武庫川特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
2月12日、中1週で迎えた20戦目は、名古屋チャレンジカップ ディアナ賞（名古屋ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（9戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。
2月26日、中1週で迎えた21戦目は、名古屋チャレンジカップ ヴェスタ賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（10戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のトゥースペシャルに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
3月26日、中3週で迎えた22戦目は、名古屋チャレンジカップ アキレス賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で植野貴也騎手（11戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月24日、約5か月の休み明けで迎えた23戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で植野貴也騎手（12戦1勝）。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。
9月13日、中2週で迎えた24戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。
9月20日、連闘で迎えた25戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく12着に敗れた。