ダービープリモ（1995年生、母ダービーハンド）

ダービープリモ（1995年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフオテイテン（当時11歳）と交配したダービーハンドが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道中川郡幕別町、生産者は（有）ダービースタッド。戦績は、中央平地8戦0勝、地方33戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は1999年の東港特別(一般B1 ハンデ)。

経歴

デビュー前

諏訪富三厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

3月29日、デビュー戦は鈴木寿騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

7月19日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

9月5日、中4週で迎えた4戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

9月19日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は鈴木寿騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた7戦目は、武藤善則騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に入り込んだ。

11月15日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

12月31日、中6週で迎えた9戦目は、大沢健司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の大晦日特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1999年）

4月6日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、一般B2ハ（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のアサカジャルダンに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月17日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の一般B2（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大沢健司騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大沢健司騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた13戦目は、大沢信夫騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のショコラボーイに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

6月12日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の一般B2（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大沢信夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアカシサミットからクビ差の2着となった。

6月28日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の東港特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大沢信夫騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のアカシサミットをアタマ差制して勝利を手に入れた。

7月10日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の後藤水産特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大沢信夫騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた17戦目は、一般B1ハ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大沢信夫騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシチケンジンに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月12日、中5週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の加治川特別（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大沢信夫騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大沢信夫騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月11日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、一般B1ハ（三条ダート1650m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大沢信夫騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の越後七浦特別（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大沢信夫騎手（8戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月3日、中0週で迎えた22戦目は、一般B1イ（三条ダート1650m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で大沢信夫騎手（9戦3勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月13日、中0週で迎えた23戦目は、一般B1ハ（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は大沢健司騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1ハ（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1ハ（三条ダート1650m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大沢健司騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2000年）

1月2日、中2週で迎えた26戦目は、一般B1ハ（三条ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で大沢健司騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月15日、約3か月半の休み明けで迎えた27戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月5日、連闘で迎えた29戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1550m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で熊木良介騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で熊木良介騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったダッシュヒーローから5馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の新井郷川特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で熊木良介騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミランワカコマからクビ差の2着となった。

6月16日、中1週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の東港特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で熊木良介騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で熊木良介騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた34戦目は、ハンデ戦の一般B2（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で熊木良介騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランドヒメから1馬身差の2着に敗北した。

7月30日、中1週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の一般B1（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で熊木良介騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた36戦目は、一般B1ニ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で熊木良介騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイアンクラウンから1馬身差の2着となった。

9月17日、中4週で迎えた37戦目は、ハンデ戦のアークランドサカモト特別（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で熊木良介騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月22日、中4週で迎えた38戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で熊木良介騎手（11戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた39戦目は、石井久治騎手を鞍上に迎えて、一般B2ハ（新潟(地)ダート1550m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた40戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1550m 曇/稍重）に出走。鞍上は熊木良介騎手（12戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月15日、中3週で迎えた41戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（13戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。