ジョーカトゥーラ（2014年生、母ジョープシケ）

ジョーカトゥーラ（2014年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋コーヒー豆の一種」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時16歳）と交配したジョープシケが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際牧場。主な勝ち鞍は2019年の一般C1。

経歴

デビュー前

中竹和也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

8月20日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 雨/稍重）に出走。馬体重は532kg。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい15着に終わった。

11月12日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた4戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず17着に終わった。

3歳（2017年）

3月8日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のつくし賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のノリミに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月25日、中1週で迎えた6戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、3着を確保した。

4月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は吉田隼人騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

5月21日、中5週で迎えた8戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

7月30日、中9週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は森裕太朗騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって最後はナムラシンウチと並んで15着同着となった。

9月20日、中6週で迎えた10戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップヴェスタ賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

11月14日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、アーバンステージ霜月賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

12月18日、中4週で迎えた12戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、小川農産物ブランド・オガワン設立記念賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のサンボストンに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2018年）

1月9日、中2週で迎えた13戦目は、初夢特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

3月2日、中6週で迎えた14戦目は、クラシックジュニアカップ（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた15戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、幸手桜まつり賞（浦和ダート1400m 雪/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、クインズフェザーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

5月30日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、早苗月特別（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい5着に敗れた。

8月7日、中9週で迎えた18戦目は、一般C1（浦和ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のピュアアモーレに4馬身の差をつけて制した。

11月22日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、上州和牛賞（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のマイネルデアデビルに3馬身の差をつけて4勝目を収める

5歳（2019年）

1月11日、中6週で迎えた20戦目は、一般C1（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で半澤慶実騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るパルドンをクビ差だけ差し切って単勝一倍台の支持に応えた。

10月9日、約9か月の休養明けで迎えた21戦目は、川越藩のお蔵米記念（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で半澤慶実騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。