オウシュウサンデー（2004年生、母ミスペンブローク）
Oshu Sunday
2004.04.30
オウシュウサンデー（2004年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のステイゴールド（当時10歳）と交配したミスペンブロークが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ヒカル牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方37戦5勝2着10回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2 12。
経歴
デビュー前
石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2006年）
12月3日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。
12月23日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、勝ったジョウノパンジーにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。
3歳（2007年）
7月8日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。
8月5日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。
9月23日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。17頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。
12月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。
4歳（2008年）
1月4日、中1週で迎えた7戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十11（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、シゲルダンクーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。
2月1日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2-11 12（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったブルートリポスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。
2月28日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2九十11（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るリュウラッシュを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
11月7日、約8か月半の休み明けで迎えた10戦目は、一般C2-12 13（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、アコニットヒカルにハナ差交わされて2着に惜敗した。
11月27日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2七（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤江渉騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。
12月18日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2十11（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で藤江渉騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。
5歳（2009年）
1月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤江渉騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。
2月26日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で藤江渉騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。
4月16日、中6週で迎えた15戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で藤江渉騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったスカイタキシードに詰め切れず、7馬身差の2着となった。
5月21日、中4週で迎えた16戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤江渉騎手（9戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のソウルオブペリーに3馬身の差をつけて2勝目を収める
6月19日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2 12（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で藤江渉騎手（10戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るクリーンドンダケを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って3勝目を手にした。
7月17日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2 11（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で藤江渉騎手（11戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、伸びてきたアイドルマドンナ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。
8月21日、中4週で迎えた19戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で藤江渉騎手（12戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。
9月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で藤江渉騎手（13戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。
10月8日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2-12 13（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で藤江渉騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、伸びてきたエクセルブレイド決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。
11月13日、中4週で迎えた22戦目は、一般C2八九（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は16戦連続で藤江渉騎手（15戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。
12月18日、中4週で迎えた23戦目は、一般C2七八（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で藤江渉騎手（16戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
6歳（2010年）
1月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で藤江渉騎手（17戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。
1月28日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で藤江渉騎手（18戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したニイタカライズを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
2月26日、中3週で迎えた26戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で藤江渉騎手（19戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったキングアテルイにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。
4月2日、中4週で迎えた27戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で藤江渉騎手（20戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。
5月14日、中5週で迎えた28戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で藤江渉騎手（21戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
6月18日、中4週で迎えた29戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は23戦連続で藤江渉騎手（22戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。
7月8日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で藤江渉騎手（23戦3勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。
8月23日、中6週で迎えた31戦目は、猪村結婚記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で藤江渉騎手（24戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったケイエスジャガーにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。
9月8日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は26戦連続で藤江渉騎手（25戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では稲妻のようなを披露したが、3着に終わった。
9月30日、中2週で迎えた33戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は27戦連続で藤江渉騎手（26戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。
10月27日、中3週で迎えた34戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は28戦連続で藤江渉騎手（27戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。
11月18日、中2週で迎えた35戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。
12月17日、中3週で迎えた36戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は藤江渉騎手（28戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。
7歳（2011年）
1月2日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3九十十一（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（29戦3勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
1月25日、中2週で迎えた38戦目は、一般C3八九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（30戦3勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。
2月28日、中4週で迎えた39戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したサーペンヴィグラスにクビ差届かず2着となった。
4月12日、中5週で迎えた40戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るザライズドラゴンを別次元の末脚でクビ差だけ差し切って久方ぶりに白星を挙げた。
4月27日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3九（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。
5月16日、中2週で迎えた42戦目は、一般C3十十一（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のインペライザーに1馬身半の差をつけて制した。