メイショウサターン（2012年生、母メイショウハナビ）

メイショウサターン（2012年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋月面着陸のロケット名」。毛色は栗毛。種牡馬のメイショウオウドウ（当時17歳）と交配したメイショウハナビが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、地方23戦2勝。主な勝ち鞍は2014年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

7月20日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

11月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は鮫島良太騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアグネスファインを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

12月6日、中2週で迎えた4戦目は、2歳500万下の寒椿賞（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（2戦1勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

3歳（2015年）

6月14日、約6か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島良太騎手（3戦1勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1900m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島良太騎手（4戦1勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

9月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島良太騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島良太騎手（6戦1勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

11月28日、中6週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島良太騎手（7戦1勝）。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では末脚がパッとせず18着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた10戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4歳（2016年）

1月14日、中1週で迎えた11戦目は、近畿畜産特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた12戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、いなぼう特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた13戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るラチャを鮮烈な末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目を手に入れた。

3月1日、中1週で迎えた14戦目は、弥生特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた15戦目は、楽天競馬特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るオーヴァルブーケを鮮やかな末脚でハナ差だけ差し切って制した。

3月27日、中1週で迎えた16戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、岡豊山特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

4月10日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

4月16日、連闘で迎えた18戦目は、一般Aイ Bイ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は上田将司騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

4月26日、中0週で迎えた19戦目は、四万十川特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（4戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた20戦目は、木下智史の特別な特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた21戦目は、一般B2（高知ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は上田将司騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

7月23日、中7週で迎えた22戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（6戦2勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた23戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（7戦2勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた24戦目は、木下智史ごぶさた特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（8戦2勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた25戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた26戦目は、木下智史の神無月特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は上田将司騎手（9戦2勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた27戦目は、筆山特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（10戦2勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた28戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、JBC川崎まであと5日特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた29戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

11月22日、中0週で迎えた30戦目は、一般A B（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は上田将司騎手（11戦2勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた31戦目は、ファイナルレース（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（12戦2勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

12月20日、中0週で迎えた32戦目は、祝よっすぃ誕生日特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。