メイショウイソロク（2008年生、母メイショウエール）

メイショウイソロク（2008年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋山本五十六元帥より」。毛色は鹿毛。種牡馬のリンカーン（当時8歳）と交配したメイショウエールが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方32戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2012年の3歳以上C2 12。

経歴

デビュー前

荒川義之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

10月30日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は482kg。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた2戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではいいところがなく18着に敗れた。

3歳（2011年）

6月22日、約7か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップメロン賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

7月2日、中0週で迎えた4戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

8月21日、中6週で迎えた5戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

9月17日、中3週で迎えた6戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の薩摩街道串木野宿賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた7戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

11月27日、中1週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

12月25日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

4歳（2012年）

1月4日、中0週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着を確保した。

1月29日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた14戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

2月8日、中0週で迎えた15戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた18戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったサクラデイブレイクに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5月26日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（10戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウショウエルストを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月17日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（11戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた23戦目は、ヤングジョッキーカップ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田中直人騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったトーホクカレンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月15日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（12戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したメジャーハンターに半馬身届かず2着に敗北した。

8月5日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（13戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したアサクサジェットにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月19日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（14戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、マイハマベガに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

9月1日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（15戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

9月30日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（16戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のダンシングダンサーに2馬身半の差をつけて2勝目を収める

10月14日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（17戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、マイネアペリオに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月26日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（18戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のガールライクユーに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月2日、中4週で迎えた31戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（19戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

5歳（2013年）

1月27日、中7週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた32戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で倉富隆一郎騎手（20戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で倉富隆一郎騎手（21戦3勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

3月24日、中5週で迎えた34戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で倉富隆一郎騎手（22戦3勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた35戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で倉富隆一郎騎手（23戦3勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた36戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で倉富隆一郎騎手（24戦3勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。