サクラデイブレイク（2005年生、母サクラアカツキ）

サクラデイブレイク（2005年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋夜明け」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時12歳）と交配したサクラアカツキが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）谷岡牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方31戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は2010年の奥州市職員奥馬の会会長賞(一般B1三)。

経歴

デビュー前

小島太厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

2月11日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は532kg。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

3月8日、中3週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったリヴザルトにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

3月23日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

6月8日、中7週で迎えた5戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた6戦目は、D.ホワイト騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

4歳（2009年）

8月18日、約13か月半の休養明けで迎えた7戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、マイネルセレクト賞（門別ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、ソングオブウインド賞（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったシーサイドカフェに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月30日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた9戦目は、ソメスサドル特別（門別ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったメイプルビクトリアに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

10月15日、中1週で迎えた10戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、優駿の里北海道安平町「早来雪だるま」特別（門別ダート2000m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月27日、中9週で迎えた11戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、モツ家権カップ（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したドクトルガーベラを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

5歳（2010年）

1月2日、連闘で迎えた12戦目は、サンタハウスGETO杯（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るポアントゥブルボンを上がり0位の末脚で半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

3月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、奥州市職員奥馬の会会長賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のトーホウライデンをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

4月3日、中1週で迎えた14戦目は、岩手日報杯（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

10月9日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた15戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、オクトーバー特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた16戦目は、オパール特別（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた17戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、ノベンバー特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた18戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、ターコイズ特別（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた19戦目は、ディセンバー特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は石川慎将騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

6歳（2011年）

1月10日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 小雨/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

1月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、セレブレイトカップ（佐賀ダート1400m 雪/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

2月12日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた22戦目は、プリンシパルカップ（佐賀ダート1400m 小雪/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で石川慎将騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で石川慎将騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く最後はエイティスパシーバと並んで6着同着となった。

12月5日、約8か月半の休養明けで迎えた25戦目は、競馬総合チャンネルスマートフォン版リリース記念（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石川慎将騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた26戦目は、神楽酒造（株）協賛ひむかのくろうま賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で石川慎将騎手（8戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

7歳（2012年）

1月3日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で石川慎将騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で石川慎将騎手（10戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、コナンインプレスにクビ差交わされて2着に甘んじた。

1月22日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上C2 36（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で石川慎将騎手（11戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で石川慎将騎手（12戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスイートバーグマンを驚異的な末脚で半馬身差し切って久々に勝ち星を挙げた。

2月19日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で石川慎将騎手（13戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のオーマイマミーに1馬身半の差をつけて4勝目を収める

2月26日、連闘で迎えた32戦目は、4歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で石川慎将騎手（14戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったボルトソングに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月10日、中1週で迎えた33戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた34戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のイサミスマイルに3馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

5月3日、中3週で迎えた35戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のカシノエイトに4馬身の差をつけて制した。

5月13日、中0週で迎えた36戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のメイショウイソロクに2馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

6月17日、中4週で迎えた37戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。