エスプロジオーネ（2017年生、母トウヨウロイヤル）

エスプロジオーネ（2017年4月19日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「爆発（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時14歳）と交配したトウヨウロイヤルが23歳のときに産んだ15番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。戦績は、中央平地4戦0勝、地方37戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2020年の一般C2六。

経歴

デビュー前

青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

9月8日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

11月17日、中8週で迎えた3戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず12着に終わった。

3歳（2020年）

5月24日、約6か月半の休養明けで迎えた4戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

6月28日、中4週で迎えた5戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた6戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったワンモアデイに詰め切れず、約12馬身差の2着に敗北した。

7月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B4（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

8月2日、連闘で迎えた8戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のように疾駆したが、勝ったロマンスストーリーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月11日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったブルベアマイルに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月8日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、3歳戦のホトトギス賞 B特選（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（7戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて、最後は2着のノルフェーンをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

11月10日、中2週で迎えた15戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

12月16日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、3歳戦のシュネーシュトゥルム特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に敗れた。

4歳（2021年）

1月3日、中2週で迎えた17戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、布袋尊賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

1月13日、中0週で迎えた18戦目は、一般C3六七（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた19戦目は、本田紀忠騎手を鞍上に迎えて、2021川崎ジョッキーズカップ第1戦（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

3月3日、中4週で迎えた20戦目は、田中涼騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八九（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた21戦目は、岡村裕基騎手を鞍上に迎えて、絆2200（船橋ダート2200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい10着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村裕基騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた23戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、ファイナルアンサー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

5月7日、中1週で迎えた24戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、船橋Jockeys Festival 2nd（船橋ダート2200m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3七八（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた28戦目は、神尾香澄騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3七（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で神尾香澄騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた30戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で神尾香澄騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で神尾香澄騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた32戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池谷匠翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた34戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた35戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、2021川崎ジョッキーズカップ第9戦（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた36戦目は、仲野光馬騎手を鞍上に迎えて、船橋Jockeys Festival 9th（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた37戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

5歳（2022年）

1月2日、中2週で迎えた38戦目は、めんこ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡村裕基騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3五六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中涼騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

2月1日、中1週で迎えた40戦目は、一般C3七八九（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中涼騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

4月6日、中8週で迎えた41戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、2022川崎ジョッキーズカップ第4戦（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。