カーリープリンス（1988年生、母ダイナカール）

経歴

デビュー前

3歳（1991年）

5月3日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた2戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

4歳（1992年）

2月8日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた4戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

2月23日、連闘で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で坂本勝美騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

3月7日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、津曲幸夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

3月15日、連闘で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津曲幸夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で津曲幸夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた9戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

5月9日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月16日、連闘で迎えた11戦目は、5歳以上500万下の胎内川特別（新潟芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のエイシンリーダーを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

6月20日、中4週で迎えた12戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝2600m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。競走中止となった。