エイシンリーダー（1988年生、母エイシンアキコ）

エイシンリーダー（1988年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモガミ（当時12歳）と交配したエイシンアキコが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地37戦1勝2着4回、中央障害2戦0勝、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は1992年の荒川峡特別(500万下)。

経歴

デビュー前

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

2月2日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた2戦目は、小屋敷昭騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都ダート1800m 小雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月30日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、5着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた7戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた8戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入った。

12月14日、約4か月半の休み明けで迎えた11戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

4歳（1992年）

2月9日、中7週で迎えた12戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

3月7日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた15戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の美濃特別（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月25日、中4週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したマリンパシフィックを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

5月2日、連闘で迎えた17戦目は、5歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のヤマニンマークに3馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月16日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下の胎内川特別（新潟芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大崎昭一騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、伸びてきたカーリープリンス決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中4週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は清山宏明騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、伸びてきたラガーサイクロン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7月4日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の知床特別（札幌芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は減速してしまい12着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下の富良野特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で清山宏明騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

5歳（1993年）

4月24日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、5歳以上500万下の糸魚川特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

5月1日、連闘で迎えた24戦目は、5歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたアカネオーテモン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中1週で迎えた25戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の胎内川特別（新潟芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた26戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

7月3日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き3着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下の知床特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下の富良野特別（札幌芝2600m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で千田輝彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

8月28日、中3週で迎えた30戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の赤倉特別（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

9月18日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

10月17日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた32戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた33戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 雨）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（1994年）

4月9日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

4月23日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた35戦目は、5歳以上500万下の糸魚川特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手（6戦1勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた36戦目は、5歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（7戦1勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた37戦目は、5歳以上500万下の胎内川特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた38戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大崎昭一騎手（9戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた39戦目は、5歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

10月2日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月11日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた41戦目は、竹崎大祐騎手を鞍上に迎えて、赤とんぼ特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた42戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

7歳（1995年）

3月21日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた43戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（高知ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。