ウメノテンクウオー（1996年生、母マイビューティ）

ウメノテンクウオー（1996年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時8歳）と交配したマイビューティが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、中央障害3戦0勝、地方6戦4勝。主な勝ち鞍は2001年の一般C4。

経歴

デビュー前

古賀一隆厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

4月24日、デビュー戦は玉井智光騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

6月17日、中4週で迎えた3戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の’99ベストステッキ特別（4）（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

10月17日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた4戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のマルチパルス特別（浦和ダート1400m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

4歳（2000年）

2月13日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた7戦目は、今井規和騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた8戦目は、菊池憲太騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月23日、中5週で迎えた9戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライトジョージに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月3日、中0週で迎えた10戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトップボーイに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月11日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワアーサーに2馬身半の差をつけて優勝

5歳（2001年）

9月8日、約13か月の休養明けで迎えた12戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐川久芳騎手（3戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のパレスシャトーに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。