ベイストリート（1992年生、母シバフイルドー）

ベイストリート（1992年3月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアロングオール（当時6歳）と交配したシバフイルドーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）庄野牧場。戦績は、中央平地12戦2勝、地方21戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は1996年の5歳以上900万下(牝)。

経歴

デビュー前

後條雄作厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1994年）

6月2日、デビュー戦は小野望騎手を鞍上に据えて、3歳（帯広ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月19日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、長山光則騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた3戦目は、3歳（旭川ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長山光則騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。4着を確保した。

9月14日、中6週で迎えた4戦目は、3歳（旭川ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で長山光則騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月21日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は小野望騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のデルマコバンに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野望騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヒュウガエイブルに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月27日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦の青雲特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野望騎手（3戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野望騎手（4戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったロマンスゴッテスから2馬身差の2着となった。

11月23日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦の初冬特別（帯広ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小野望騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったノズカソウハから3/4馬身差の2着となった。

3歳（1995年）

2月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、4歳（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた11戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンシェントウィンから半馬身差の2着となった。

3月7日、中1週で迎えた12戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、4歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた13戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のキタグニノホシに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月6日、中1週で迎えた14戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナポレオンマルスに2馬身の差をつけて優勝

5月6日、中3週で迎えた15戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のツルマイチャペルに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、ひまわり特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオキダンサーからハナ差の2着に甘んじた。

8月15日、中2週で迎えた17戦目は、スプリンターズ賞（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（5戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月21日、連闘で迎えた18戦目は、ハマユウ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリンドハクリョウに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月11日、中2週で迎えた19戦目は、萩特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシローウイルソンからアタマ差の2着に甘んじた。

9月25日、中1週で迎えた20戦目は、小俣川特別（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアキノイーグルから1馬身差の2着に敗北した。

10月15日、中2週で迎えた21戦目は、羽黒山特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月10日、中7週で迎えた22戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のミスズオーヒメに1馬身半の差をつけて7勝目を掴み取った。

4歳（1996年）

1月7日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、小屋敷昭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

2月4日、中1週で迎えた25戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小屋敷昭騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオーパスワンをクビ差振り切って8勝目を手にした。

3月2日、中3週で迎えた26戦目は、但馬ステークス（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で小屋敷昭騎手（3戦1勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた27戦目は、道頓堀ステークス（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（1戦1勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた28戦目は、梅田ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

5月25日、中6週で迎えた29戦目は、フィリピン・トロフィー（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（5戦1勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の大倉山特別（札幌芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は千田輝彦騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の羊蹄山特別（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上900万下のオーロラ特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

7月28日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた33戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の層雲峡特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着を確保した。