コウエイプリンス（1998年生、母ライラハッピネス）
Koei Prince
1998.03.21
コウエイプリンス（1998年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャン（当時10歳）と交配したライラハッピネスが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は古海牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方13戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の3歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、古海秀一から「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。
一倉昌行厩舎（高崎）へ入厩。
2歳（2000年）
8月26日、デビュー戦は久保田政弘騎手を鞍上に据えて、3歳（高崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のバトルステージに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。
10月28日、中8週で迎えた2戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のプラタナス賞（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。
11月19日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったメモリーフォーラムから2馬身差の2着に敗北した。
12月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のデビュタントボールに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
12月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーウインザーに半馬身の差をつけて3勝目をマークした。
3歳（2001年）
1月5日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下の朱竹賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤誠騎手（4戦2勝）。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。
2月11日、中4週で迎えた7戦目は、3歳500万下のカトレア賞（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤誠騎手（5戦2勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。
7月29日、約5か月半の休養明けで迎えた8戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のコウエイサイレンスに1馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を物にした。
8月4日、連闘で迎えた9戦目は、クローバー特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は斉藤誠騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月15日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた10戦目は、ひいらぎ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4歳（2002年）
1月3日、中2週で迎えた11戦目は、万両特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤誠騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
2月2日、中3週で迎えた12戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤誠騎手（8戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。9着に敗れた。
2月11日、連闘で迎えた13戦目は、一般B3 C（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月21日、中4週で迎えた14戦目は、一般B3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は斉藤誠騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月15日、中3週で迎えた15戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のトミノハイネスに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
5月3日、中2週で迎えた16戦目は、カーネーション特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（3戦2勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。