タマモトッププレイ（2009年生、母ホットプレイ）

タマモトッププレイ（2009年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋最高の試合」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時17歳）と交配したホットプレイが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）信成牧場。戦績は、中央平地40戦5勝2着2回、中央障害2戦0勝。主な勝ち鞍は2012年の六甲アイランドステークス(1600万下)。

経歴

デビュー前

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

12月17日、デビュー戦はI.メンディザバル騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。17頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月24日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でI.メンディザバル騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって12着に敗れた。

3歳（2012年）

2月4日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったセシリアにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

3月4日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたマスクオフ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

3月25日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

8月19日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で福永祐一騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた8戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は福永祐一騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のゴーイングウェイに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月25日、中7週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（5戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のアドマイヤコリンを半馬身振り切って2勝目をつかんだ。

12月8日、中1週で迎えた11戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の六甲アイランドステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、きっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のトゥザサミットに1馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

4歳（2013年）

1月13日、中4週で迎えた12戦目は、ニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。

3月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、コーラルステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は勢いを失って13着に敗れた。

5月26日、中7週で迎えた14戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの2000sダービーメモリーズディープインパクトカップ（京都芝1400m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上1000万下の小豆島特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦1勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

7月20日、中5週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下の賢島特別（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（2戦1勝）。17頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

9月14日、中7週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下の瀬戸内海特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた18戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の久多特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

5歳（2014年）

4月13日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上1000万下（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（4戦1勝）。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上1000万下の鷹ケ峰特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

5月24日、中2週で迎えた21戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、4着に入った。

6月14日、中2週で迎えた22戦目は、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の舞子特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

7月27日、中5週で迎えた23戦目は、3歳以上1000万下の羊ヶ丘特別（札幌芝1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（6戦1勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のSTV賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（7戦1勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

9月7日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のオフサイドトラップカップ（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

9月28日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた26戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の甲東特別（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、3着に入った。

10月12日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上1000万下の清滝特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

11月29日、中6週で迎えた28戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の2014エクセレントジョッキーズトロフィー（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい10着に敗れた。

12月27日、中3週で迎えた29戦目は、3歳以上1000万下（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

6歳（2015年）

1月24日、中3週で迎えた30戦目は、4歳以上1000万下の花見小路特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（8戦1勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のケイティープライドをハナ差振り切って久々に美酒を浴びた。

2月15日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上1600万下の飛鳥ステークス（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（9戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた32戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の関門橋ステークス（小倉芝1800m 曇/重）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のコウエイワンマンを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

5月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた33戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、都大路ステークス（京都芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた34戦目は、ハンデ戦でオープンの安土城ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。17頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた35戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、米子ステークス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて6着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた36戦目は、巴賞（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

8月30日、中7週で迎えた37戦目は、小倉日経オープン（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた38戦目は、ハンデG3の京成杯オータムハンデキャップ（中山芝1600m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は津村明秀騎手（1戦1勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

7歳（2016年）

5月29日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた39戦目は、ハンデ戦でオープンの安土城ステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた40戦目は、米子ステークス（阪神芝1600m 外回り小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

7月24日、中4週で迎えた41戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた42戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。