ホクセイギャラント（1989年生、母エンダー）

Hokusei Gallant

1989.03.27

ホクセイギャラント（1989年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のプルラリズム（当時9歳）と交配したエンダーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）稲原牧場。戦績は、中央平地10戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

1月11日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったメイショウリュウマに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

1月18日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

3月8日、中6週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、キシュウチャレンジに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

3月29日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るダンディツカサを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

4月12日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で須貝尚介騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

5月17日、中4週で迎えた6戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で須貝尚介騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

6月21日、中4週で迎えた7戦目は、4歳500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で須貝尚介騎手（6戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き14着に敗れた。

6月27日、連闘で迎えた8戦目は、4歳500万下（中京芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は8戦連続で須貝尚介騎手（7戦1勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

7月25日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のデビュタントに2馬身半の差をつけて優勝

8月9日、中1週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の有明特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は須貝尚介騎手（8戦1勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。