ブラックハウス（2013年生、母プレミアノアール）

ブラックハウス（2013年3月24日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「スコットランド・ハイランド地方の伝統的な住宅」。毛色は鹿毛。種牡馬のストーミングホーム（当時15歳）と交配したプレミアノアールが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方19戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の祝1歳☆悠一君上手にハイ杯(一般B2四)。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

1月17日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

4月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

5月22日、中6週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったステファンバローズにねじ伏せられて7馬身差の2着となった。

6月12日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。

7月3日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

8月14日、中5週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず11着に敗れた。

10月2日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1七（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1五（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したミヤギデュランダルを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月15日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のタケショウヘーレーに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般B2五（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったトウショウアパッチに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

12月11日、中1週で迎えた12戦目は、祝1歳☆悠一君上手にハイ杯（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るケープオブホープを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4歳（2017年）

1月30日、中6週で迎えた13戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

2月27日、中3週で迎えた14戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、2017年小橋康央メモリアルC（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

4月7日、中5週で迎えた15戦目は、稲村亜美さんイメージキャラクター就任記念（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

5月1日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、石桜杯（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた17戦目は、アンタレス賞（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた18戦目は、カシオペア賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた19戦目は、奥州市国際リニアコライダー賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた20戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、ジューンカップ（水沢ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7月9日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、南部ダイバーの種市高校賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

7月24日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた22戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた23戦目は、ジェイド賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた24戦目は、オードリー賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた25戦目は、いわての森林の感謝祭賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口裕一騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。