フェアウィンド（2017年生、母エイシンリンデン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、多田善弘から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、内田ステーブルによって86.4万円で落札された。

2歳（2019年）

9月16日、デビュー戦は江里口裕輝騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は459kg。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったワイルドホースに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

10月3日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江里口裕輝騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で江里口裕輝騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

11月14日、中3週で迎えた4戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のリンノカーニバルをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

12月6日、中2週で迎えた5戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の非核平和都市品川宣言35周年記念賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた6戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったエンジェルパイロに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3歳（2020年）

1月21日、中2週で迎えた7戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの’20桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月28日、中4週で迎えた8戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のムスカリ特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた9戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアザレア特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したザントブリッツを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

10月9日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた10戦目は、ガンガンポイント貯まる楽天競馬賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は江里口裕輝騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

11月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1一二三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江里口裕輝騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮戦したが、ネフェルリリーにハナ差交わされて2着となった。

12月11日、中2週で迎えた13戦目は、子どもの食の支援事業賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で江里口裕輝騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた14戦目は、ララベル賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江里口裕輝騎手（6戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、きっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のトーセンイマジンに1馬身3/4の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4歳（2021年）

2月15日、中6週で迎えた15戦目は、道玄坂賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で江里口裕輝騎手（7戦1勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

12月31日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた16戦目は、アデュー2021賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で江里口裕輝騎手（8戦1勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

5歳（2022年）

1月25日、中3週で迎えた17戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で江里口裕輝騎手（9戦1勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

2月9日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で江里口裕輝騎手（10戦1勝）。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月10日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で江里口裕輝騎手（11戦1勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の心肺能力で最後まで踏ん張ったが、抜け出したマウントポジションを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

デビュー前

1歳のとき、多田善弘から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、内田ステーブルによって86.4万円で落札された。

鷹見浩厩舎（大井）へ入厩。

4月21日、中5週で迎えた20戦目は、一般C1二三四（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で江里口裕輝騎手（12戦1勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた21戦目は、キス・ミー・クイック賞（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で江里口裕輝騎手（13戦1勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1二三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で江里口裕輝騎手（14戦1勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1二三四（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で江里口裕輝騎手（15戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた24戦目は、鷹見陸騎手を鞍上に迎えて、ボンネビルレコード賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1四五六（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見陸騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。