タカラタイガー（1998年生、母ユーコーサドラーズ）

タカラタイガー（1998年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエブロス（当時12歳）と交配したユーコーサドラーズが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）ローレルファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方18戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の3歳以上C。

経歴

デビュー前

佐藤征助厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

6月17日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は440kg。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

8月4日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた3戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた5戦目は、大沢辰也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

11月11日、中6週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は酒井学騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

12月29日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2002年）

1月8日、中0週で迎えた8戦目は、4歳以上C6（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオーヨドボーイに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月23日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C5（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月31日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上C6（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月26日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上C6（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキンセンハンターから2馬身半差の2着となった。

3月7日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C6（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で高馬元紘騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のデイズオブヘヴンに3馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

3月21日、中1週で迎えた13戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C6（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（6戦2勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（7戦2勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C7（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた17戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C9（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C9（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（9戦2勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

10月17日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた19戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシアトルタイムに2馬身の差をつけて休み明けの一戦を物にした。

11月5日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C7（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸二騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーエイロッチを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月28日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸二騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

12月25日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた23戦目は、3歳以上C8（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（10戦2勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

5歳（2003年）

1月3日、連闘で馬体重を前走から8kg戻して迎えた24戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は尾林幸二騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。