サウザンセーラ（2020年生、母クラシックセーラ）

サウザンセーラ（2020年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「1000+母名の一部。1000勝くらいの期待を込めて」。毛色は鹿毛。種牡馬のパイロ（当時15歳）と交配したクラシックセーラが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂戸節子。戦績は、中央平地5戦0勝、地方12戦2勝。主な勝ち鞍は2023年のうまかつ.net金沢ジョッキー選手権8(一般C2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂戸牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

3月18日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/重）に出走。馬体重は446kg。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

4月22日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

5月13日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

8月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で丸田恭介騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた5戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

10月2日、中4週で馬体重を前走から39kg増やして迎えた6戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

10月15日、中1週で迎えた7戦目は、無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた8戦目は、うまかつ.net金沢ジョッキー選手権8（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワラッテユルシテに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月30日、連闘で迎えた9戦目は、藤田記念&祝・蒼くんお誕生記念特別編成（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

11月28日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（4戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデルレイビーチに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4歳（2024年）

1月24日、中7週で迎えた11戦目は、高橋昭平騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/重）に出走。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3五六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋昭平騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

8月12日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた13戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋昭平騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

9月11日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋昭平騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3三四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋昭平騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた16戦目は、鷹見陸騎手を鞍上に迎えて、東京メトロポリタンウィーク賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見陸騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。