ストレートホーラー（1989年生、母モアーホーラー）

ストレートホーラー（1989年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時9歳）と交配したモアーホーラーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）鮫川牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着2回、地方23戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は1992年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

荻野光男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

2月1日、デビュー戦は北沢伸也騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

2月8日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したシーズアウーマンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

2月23日、中1週で迎えた3戦目は、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のハートビートを半馬身振り切って初白星を挙げた。

3月21日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下のさわらび賞（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で北沢伸也騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

4月26日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で北沢伸也騎手（5戦1勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、勝ったサンエイファントムにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

5月9日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で北沢伸也騎手（6戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では超凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月17日、連闘で迎えた8戦目は、4歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で北沢伸也騎手（7戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

7月25日、中9週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は9戦連続で北沢伸也騎手（8戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

9月19日、中7週で迎えた10戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入った。

4歳（1993年）

5月15日、約8か月の休み明けで迎えた11戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（9戦1勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（10戦1勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

6月13日、中1週で迎えた13戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神芝1600m 曇/良）に出走。17頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、5着に終わった。

12月20日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた14戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1994年）

1月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウシンキングから半馬身差の2着に敗北した。

5月10日、約4か月の休養明けで迎えた16戦目は、山田和広騎手を鞍上に迎えて、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイルトンミヤコからアタマ差の2着となった。

8月23日、約3か月半の休み明けで迎えた17戦目は、原口次夫騎手を鞍上に迎えて、ほおずき特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた18戦目は、B1 B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原口次夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた19戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で原口次夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月19日、中2週で迎えた20戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で原口次夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月29日、中5週で迎えた21戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、なでしこ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた22戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は原口次夫騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6歳（1995年）

1月5日、中0週で迎えた23戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で原口次夫騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた24戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原口次夫騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた25戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、B2ハ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のネノヒトップレディをハナ差制して久しぶりに勝ち星を挙げた。

3月25日、中6週で迎えた26戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のプリンセスアムールに1馬身半の差をつけて優勝

5月1日、中4週で迎えた27戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月29日、中3週で迎えた28戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月20日、中2週で迎えた29戦目は、一般C4-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月30日、中5週で迎えた30戦目は、一般C4-9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月19日、中2週で迎えた31戦目は、一般C4-8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のインタージョリーに4馬身の差をつけて4勝目を手にした。

11月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた32戦目は、四宮幸志騎手を鞍上に迎えて、一般C4-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のアウトバーンシチーに1馬身の差をつけて5勝目をマークした。

12月2日、中2週で迎えた33戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のニューリヴァーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月11日、連闘で迎えた34戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったワカバリュウオーから1馬身半差の2着に敗北した。

7歳（1996年）

1月7日、中3週で迎えた35戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月14日、連闘で迎えた36戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のエルドラドローマンをクビ差制して雨下の混戦を制した。