ブランドソレイユ（1994年生、母ニシノアイドルⅡ）

ブランドソレイユ（1994年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のシエルシユールドール（当時11歳）と交配したニシノアイドルⅡが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地36戦3勝、地方6戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の5歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

6月7日、デビュー戦は藤原英幸騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で藤原英幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月17日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原英幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原英幸騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入った。

10月11日、中4週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤原英幸騎手（5戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤原英幸騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は8戦連続で藤原英幸騎手（7戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

11月15日、連闘で迎えた9戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るモモチャンを驚異的な末脚でアタマ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

12月14日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は藤原英幸騎手（8戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4歳（1998年）

1月5日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は沢昭典騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

1月18日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は藤原英幸騎手（9戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

2月7日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（10戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた14戦目は、白梅特別（笠松ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原英幸騎手（11戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた15戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、’98フレンドリースパー特別（3）（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

5月4日、中6週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた16戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、以上越特別（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月16日、中1週で迎えた17戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝2200m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

11月3日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、長岡特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月21日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

5歳（1999年）

1月17日、中5週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤浩輝騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

2月21日、中4週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で後藤浩輝騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

3月17日、中2週で迎えた23戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、ヒヤシンス特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったカツノリズムにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

4月4日、中2週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月5日、中6週で迎えた26戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた27戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下のドイツ騎手招待（2）（福島芝2000m 小雨/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた28戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のターフスペクトルを3/4馬身振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

8月8日、中3週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

6歳（2000年）

1月5日、約4か月半の休み明けで迎えた31戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入った。

1月23日、中2週で迎えた32戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた33戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のスノーブライダルを半馬身振り切って3勝目を掴み取った。

2月19日、中1週で迎えた34戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の和布刈特別（小倉ダート1700m 雨/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月19日、中3週で迎えた35戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた36戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた37戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の桜木特別（福島芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた38戦目は、5歳以上900万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（5戦1勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた39戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

8月5日、中8週で迎えた40戦目は、4歳以上900万下の松島特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

10月14日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた41戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のいわき特別（福島ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は二本柳壮騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

11月18日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた42戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。