ツルギベルマン（1999年生、母クィーンサクセス）

ツルギベルマン（1999年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクエストフォベスト（当時9歳）と交配したクィーンサクセスが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方6戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の3歳B。

経歴

デビュー前

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

1月26日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

4月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るヒミノアキラを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

4月29日、中1週で迎えた3戦目は、3歳A（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コーワシェーバーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

5月26日、中3週で迎えた4戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ユキノダブリンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月5日、約5か月半の休養明けで迎えた5戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

4歳（2003年）

1月3日、中7週で迎えた6戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

11月16日、約10か月半の休み明けで迎えた7戦目は、一般C3-10（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。