マルブツクリエイタ（2006年生、母サクラクリエイター）

マルブツクリエイタ（2006年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時20歳）と交配したサクラクリエイターが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は萩澤國男。戦績は、地方30戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の一般C1十三。

経歴

デビュー前

当歳のとき、萩澤國男から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、中橋清から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

小西重征厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2008年）

6月7日、デビュー戦は斎藤雄一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は443kg。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マヨノエンゼルに交わされて2馬身半差の2着となった。

6月21日、中1週で迎えた2戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスマートスパークルを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

7月20日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

8月24日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦のりんどう賞（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

9月22日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた9戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、2歳C1一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

3歳（2009年）

4月4日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって9着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた11戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

5月31日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦の正樹&真由美マリッジカップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた13戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（10戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた16戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（11戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で斎藤雄一騎手（12戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で斎藤雄一騎手（13戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したランドシップを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

9月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で斎藤雄一騎手（14戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコンゴウカガビジンに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月12日、中1週で迎えた20戦目は、小岩井生乳100%ヨーグルト杯（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で斎藤雄一騎手（15戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1十四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で斎藤雄一騎手（16戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1十三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で斎藤雄一騎手（17戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマイネルスラッガーをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

12月6日、中3週で迎えた23戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で斎藤雄一騎手（18戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コウギョウロードにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

12月21日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は15戦連続で斎藤雄一騎手（19戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4歳（2010年）

3月22日、約3か月の休養明けで迎えた25戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で斎藤雄一騎手（20戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2十三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で斎藤雄一騎手（21戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で斎藤雄一騎手（22戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で斎藤雄一騎手（23戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で斎藤雄一騎手（24戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で斎藤雄一騎手（25戦2勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。